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IABP療法について

administrator 2022.03.01 2022.03.02

IABPとは

心臓は全身に血液を送るポンプ機能を持っていますが、心臓自体も冠状動脈という血管から栄養を補給しています。この冠状動脈が詰まってしまうと心臓は栄養を補給することが出来ず、ポンプ機能が低下してしまいます。
IABPとは「Intra Aortic Balloon Pumping」(大動脈内バルーンパンピング)の略称となり、心臓のポンプ機能が低下した患者さまをサポートする補助循環法の一種です。

主に足の付け根にある大腿動脈からバルーンカテーテルを挿入し、下行大動脈に留置したバルーン部分を心臓の動きに合わせて拍動させます。
バルーンの膨張/収縮には軽いヘリウムガスが用いられており、バルーンが膨らんだときには冠状動脈へ流れる血流量の増加と血圧の上昇効果が得られ、バルーンが縮むときには心臓が血液を押し出すときの負荷を軽減させる効果が得られます。

 

 

IABPによって得られる効果

 

まとめ

IABP療法では、上記のサポートを心臓のリズムに合わせて毎拍行っております。そのため、IABP駆動装置にはヘリウムガスをしっかりと押し引きする高応答性と使用中の管理を容易にする使いやすさが求められます。
バルーンカテーテルは1日あたり約10万回の拍動に耐えられる高い耐久性と、心臓のリズムに合わせて拍動できているかの判断を容易にする血圧センサー機能などが求められます。弊社製IABPバルーンカテーテルは世界初の血圧センサー内蔵IABPバルーンカテーテルとなり、細径サイズも含めた豊富なサイズラインアップにて患者さま負担の軽減に努めています。

 

 ▶ IABPのベストな補助タイミングとは?

 

 

IABP駆動装置の製品情報

BP3

 

バルーンカテーテルの製品情報

8Frカテーテル

7Frカテーテル


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