「酸素加湿の新潮流」
「酸素療法で「４+α」の対策」

 

①感染対策

●滅菌済みのバッグとアダプターを組み合わせて使うので、無菌的です。
（バッグは高圧蒸気滅菌済みで、加湿吸入専用水はエンドトキシンフリーです。アダプターはEOG滅菌済みです）
●外袋は汚染を防ぎます。使用直前に開封することで、いつでも清潔にご使用頂けます。

 

 

②安全対策

●バッグの接続口がフィルムで密封されているので、アダプターは軽いカで接続できます。
●アダプターが確実に接続できたかどうが“カチッ”という音で確認できます。
●高性能のアラーム機能があるので、チューブのキンクがすぐにわかります（ヒューミディファイヤー方式）。
●ソフトバッグなので傾きにも対応できます。
（障害物を避けて取り付けできます。）

 

 

③業務簡素化対策

●アダプターにバッグを付けるだけで、簡単にセットできます。
●いずれのバッグも「ヒューミデイファイヤー方式」または 「ネブライザー方式」のどちらにも使用できるので、管理が容易です。

 

 

④エコ対策

●使用後はコンパクトに捨てられるため、医療廃棄量の低減がはかれます。
●CO2排出量が少なく環境に優しい容器です。

 

 

＋α

 

●コンパクトに保管、収納ができます。
●使用前のパッグには空気が殆ど入っていませんが使用時には、気層が生じます。
●使い残った水は、ハサミー本で簡単に捨てられます。

 

 

 

ヒューミディファイヤー方式（気泡式加湿器）

・専用のアダプターを取り付けるだけで簡単にセットできます。

・患者側酸素チューブの圧迫による狭窄や閉塞等により、

　回路内の圧力が20~35kPa以上になるとヒューミディファイヤーの

　アラーム機能が作動して、警報音で知らせます。

・均一な気泡により静かで効率の良い加湿ができます。

 

気泡式加湿器の加湿メカニズム

 

 

 

 

 

コールドネブライザー方式（非加温エアロゾル療法）

 

・専用のアダプターを取り付けることで設定濃度の酸素と共に

　0.3～0.8ミクロンの加湿に適した大きさの粒子を排出します。

・加湿効率の低い大きな水滴は、リサキュレーションチューブを通って

　バッグ内に戻り再利用されます。

・吸入酸素濃度は35%、40%、45%、50%、60%、80%、98%の7段階

　に設定できます。

・酸素流量は４～15mL/minの範囲で使用できます。

 

ネブライザーの加湿メカニズム

ベンチュリーノズルによるエアロゾルの発生

 

 

 

 

ウォームネブライザー方式（加温エアロゾル療法）

・上記のネブライザー方式に加温を追加した方式です。

・ネブライザーアダプターとバッグの間にカームピュアーヒータを取り付け

　ます。

・緑の電源ランプで正常運転が確認できます。（異常時には赤の故障ランプ

　が点灯します）。

・ヒータ本体はアルコールで清拭ができます。

 

２種類のヒータ（SC,QC）

「バッグ脱着ネジ」を回すタイプ(SC)と 「バッグ脱着ロックレバー」で固定するタイプ(QC)の2種類があります。

 

 

オプション（スタンドケース）

●気泡式で気泡音低減効果が得られます
●スタンド効果、外圧防止効果、結露防止効果が得られます
●ケースはアルコール消毒ができます